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スナッチ / Snatch 2.1 Tricklineの有効な使い方について

 

今回の記事はトリックライナー中級者以上にしか分からないというか、必要ない記事になっています。

 

ウェビングを掴むことのできるライングラブと呼ばれる道具があります

ロングラインのシステムを取り外す時、またハングオーバーシステムで使用される幅1インチ(2.5cm幅)のものが一般的になります

Snatch 2.1 Trickline」はその名の通り、トリックライン用、2インチ(5cm)に対応しています。

「ダブルラチェットを使用しているけど、テンションをかけきれない、もう少しかけたい!」という方にオススメです。

20メートル以上の長いトリックライン設置に特に有効な方法です。

 

使用方法としては主に以下の2つがあります。

 

1.2インチのウェブロックを使用して直接引き込む方法

メリット

この方法はラチェットの巻き取りをリセットすれば好きなだけテンションをかけ続けれます。

 

デメリット

2インチのウェブロックを使用するとウェビングの強度が90%程度に落ちると思われます。

(実験はしていませんが一般的に1インチのウェブロックを使用した場合90-95%程度の為)

また、ウェブロックで固定する場合、繰り返しのバウンスで必ず少しずつ滑り、テンションが落ちる。

(テイルをしっかり結び固定し、対応する必要がある)

 

2.【スナッチをプリテンションに使う方法】

メリット

最初のプリテンションを一人で十分に行う事が出来る為、ラチェットのパワーを最大限に引き出す事が可能。

 

オススメは2.【スナッチをプリテンションに使う方法】です。

1.2インチのウェブロックを使用して直接引き込む方法強度低下が起こる可能性がある為、高いテンションのトリックラインではオススメ出来ません。

 

プリテンションというのは、テンションをかける前に緩みを取る作業のことです。

トリックラインセッションでは設置際、最初に大勢で引っ張る光景が見られすが、まさにソレです。

スナッチをプリテンションに使う方法ではその作業を一人で、しかも大勢でプリテンションするよりも効率的に出来てしまう優れものです。

ラチェットは巻き取る量が限られている為、特に長い距離のトリックラインでは最初のプリテンションが不十分だとテンションをかけ切る事ができないのです。

それはハンドルを延長しても無意味がないという事です。

無駄な巻き取りの無い軸は径が小さく、引くレバーも軽くなります。

 

このシステムであれば+1つラチェットを使用しているのと同じ効果が得られます。

(スナッチに付けているプリテンション用のラチェットを使用前に行う最初のハンドプリテンションも3:1の力で引けるので少し引き易くなります、ここもしっかりプリテンションすると実質ラチェット3つでテンションをかけるよりも効果があります。)

「最初からダブルラチェットにもう一つラチェットを組み込んで3つにして設置すればよいのでは?」と思われる方もいるかもしれません。

しかしシステムに余計な道具が増えれば増えるほど変な揺れが生まれ乗っていて不快になるのおでオススメしません。笑

 

 

以下のスナッチをプリテンションに使う方法の動画を参考までにご覧下さい。

※またわかり易い動画は改めて撮影予定です。