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新型ウェブロック"AWL5.0"をスラックラインでテスト

 

Balance Community(バランスコミュニティ)の新作ウェブロック、アルパインウェブロック5.0(AWL5.0)のサンプルが届いたので、ハイラインでテストライドしてみました。

 

Slacktivity(スラックティビティ)のウェブロックシーホース1.5との比較や、AWL5.0の特徴なども解説しつつ、レポートしていきます。

 

Balance Community(バランスコミュニティ)アルパインウェブロック5.0(AWL5.0)
Balance Community(バランスコミュニティ)アルパインウェブロック5.0(AWL5.0)
Slacktivity(スラックティビティ)シーホース1.5
Slacktivity(スラックティビティ)シーホース1.5

 

新型ウェブロック"AWL5.0"6つの特徴

 ✓ 高強度

 ✓ 軽量

 ✓ ウェビングの滑り止め防止機能

 ✓ 機能性ベケット

 ✓ アンカーホール

 ✓ ピンコード

 

早速、順番に見ていきましょう。

 

✓ 高強度

最小破断強度60kN、運用強度12kNとなっています。シーホースも同じ強度です。どちらも十分な強度があり安心してスラックラインに使用する事ができます。

 

 

✓ 軽量

重量は188g。超々ジュラルミンのボディは軽量で、小型のプッシュピンによって更に重量を抑えています。シーホースは226g。しかし、ダブルピンが重さの要因なので比べる対象にはならないかも。全体のボディのサイズ感はシーホースの方がスリム。

 

 

✓ ウェビングの滑り止め防止機能

この滑り止め防止機能は、他のウェブロックには無い機能です。従来のウェブロックのデメリットは遊んでいると少しずつ緩んでくる現象があります。

 

特に、ハイラインなどでリーシュフォールを繰り返す事で、急激なテンション増減によってウェビングがウェブロック内で滑り戻る現象が起きます。この現象はテンションが緩むだけでなく、テイルウォークという危険な現象を引き起こす場合があります。

 

てすから、テイルウォーク現象を防ぐためには正しい方法で末端処理を行う必要があります。しかし、このAWL5.0は本体にその機能が内蔵されており、カラビナと組み合わせる事で現象を防いでくれる優れものなのです。

 

実際にどれくらい滑り止め機能が働くかハイラインで実験してみました。2.2kNほどのテンションでスタートし1時間ハイラインに乗り、リーシュフォールを7回ほどおこなってみました。


実験後のテンションは1.7kNになりました。肝心のウェビングの滑り具合は以下の写真でご確認ください。

 

 

なんと1mm 程度しか滑っていません。かなり良い感じではないでしょうか。もっとテンションが高い場合はまた違った結果になるかもしれませんが参考までに。

 

ちなみに、テンションが緩む要因はウェブロックの滑り以外に、ウェビングの伸び、アンカー、リギングシステム、ツリーウェア等、全てが影響してきます。その点は、何度か締め直す事でテンションは安定してきます。

 

 

✓ 機能性ベケット

 

機能性ベケットも今までのウェブロックに無い機能です。直接カラビナやハングオーバー等を接続できるので設置にかなり便利な機能です。


シーホースにはセンターダイバーターという穴があり同じ様にリギングプレート的機能がありますが、直接カラビナなどを取り付けることは出来ないのでその点AWL5.0のベケットの方が便利です。

 

 

コンプレックス5:1システム
コンプレックス5:1システム

 

私のお気に入りの設置方法がこちら。ハングオーバーを装着したウェイファーでウェビングを掴みます。そして機能性ベケットにアルミカラビナアジャスタブルアンカースリング(AAS)を接続してハングオーバー通します。

 

そしてAASに2つ目のハングオーバーを装着してそこにウェビングテイルを通します。コンプレックス5:1システムの完成です。1人で3kN程度はテンションをかけれます。条件が揃えば4kNまでかけれます。

 

ハイラインでは十分過ぎる程のテンションです。ちなみにピンクチューブのベストテンションは3kNと言われています。また、AASはテンショニング以外では、セルフアンカーやバックアップなどにも使用できて重宝しますよ。

 

コンプレックス5:1やその他のシステムのテンション計測の記事はこちら

 

✓ アンカーホール

 

AWL5.0後方部分に縦、横に大きく開いたアンカーホールがあります。様々なアンカーに対応しており、使い勝手が良いです。ツリースリングソフトシャックルラウンドスリング、9mmスタティックロープソフトリリース等々相性抜群。

 

しかし、ソフトリリースを直接つけるのは面倒くさそうなので現実的ではないかも。その点ではダブルピンのシーホース1.5は簡単にソフトリリースを装着できるのがメリットですね。

 

AWL5.0とテンションメーターをソフトシャックルで接続
AWL5.0とテンションメーターをソフトシャックルで接続

私はハイラインでは、テンショニングサイドとは反対側のアンカーにソフトリリースを装着するのが好きなので、ハイラインでの使用はAWL5.0のアンカーホールタイプが好みです。

 

✓ ピンコード

ブラックのデザインの中にブルーのカラーが際立ってカッコ良い
ブラックのデザインの中にブルーのカラーが際立ってカッコ良い

テンショニング時にピンコード絶対にが絡まらないのでストレスフリー。これは地味ですが、めっちゃ気の利いた機能です。シーホースでは、たまに絡まってしまう事があります。

 

 

 その他

表面のアルマイト加工の種類がイマイチなのか、シーホースなどと比べると傷がつきやすい?傷が目立ちやすい塗装になっています。これを味ととらえ、むしろSLACKLIFEと彫り込んでも良いかもですね。笑

 

あと、プリテンションはシーホースの方がスムーズな印象があります。その分緩みやすいという事でもありますが。 

 

 

気になる価格は?

AWL5.0の価格はアメリカでの販売価格が129ドル。スラックラインリサーチ販売価格は15800円と頑張らせて頂きました。

シーホースは19980円です。

 

予約特典

BCカラビナ
BCカラビナ

AWL5.0は現在、先行予約をおこなっており、2月20日までにご予約いただいた方は予約特典としてBCアルミカラビナが1つ無料でプレゼント!このチャンスをお見逃しなく!

 

 

以上レポートでした。シーホースはデザイン性も高く愛着もありますが....。やはりAWL5.0は最新のウェブロックだけあって、素晴らしい性能。ゲームチェンジャー的なウェブロックした。自信を持ってお勧めできます!